芸文「ファジョーリのオペラアリア集」
「フランコ・ファジョーリ&ヴェニス・バロック・オーケストラ」
このオーケストラは、以前カルミニョーラと一緒に来日したと思う。イタリアのソロ奏者は、他の国の人に比べるとアクションが大きいと思う。
このたびのファジョーリも、ほかの団員の前に行ったり、最後には足を踏み鳴らしたりてなかなか派手だった。
プログラムは主にヘンデルのオペラのアリアだったが、合間には口直し的にヴィヴァルディのシンフォニアを演奏し、終わり近くではコレルリのラフォリアをジェミニアーニが編曲したものを演奏していた。
総勢で14人くらいだったけれど、ほとんどが弦楽器で、あとはチェンバロとファゴットが一人ずつと言う変わった編成だった。団員の中には以前にも見かけたような人がいたけれど、私にはイタリア人は皆同じような感じに見えてしまうのでさてどうだろう。
アンコールは、ヘンデルのオペラ「アリオダンテ」からのアリアと、オペラ「リナルド」から「私を泣かせて下さい」と言うお馴染みの曲で、コンサートを締めくくった。
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